入社の決め手は、社長が女性であることに安心感を覚えたから

前職は、ホテルのルームメイキングの仕事をしていました。昔から手を動かすことが好きだったことと、知人に金型を設計している人がいたことから、金型業界への転職を考えていました。仕事内容の面で重視していたのは、ライン作業でないこと。同じ作業を繰り返すのではなく、自分で考えながら仕事ができる会社に応募しました。何社か面接した会社のほとんどは、工場内が暗くて油で床が滑るなど衛生面が気になりましたが、八州製作は工場内が綺麗で整頓されているのが印象的でした。品質を大切にする社風も、前職でクオリティを意識して働いていた私にとってポイントになりました。何よりも入社の大きな決め手となったのは、社長が女性であるという心強さ。男性ばかりの職場であっても、上に立つ人が女性であれば女性の働き方に理解があると思いました。実際には社長だけでなく、上司や先輩もフランクで優しく、分け隔てなく接してくれるため、女性だからといって不自由を感じることはありません。
少しずつ成長していることを感じながら働ける
現在は2か月間の入社後研修を受けている最中で、数週間ごとに様々な部署を回っています。今は納品した金型の修理を担う品質保証部で、修理のために引き取った金型をばらしたり、修理後の納品に向けて組付けたり、部品を綺麗にするショットという作業を先輩から学んでいます。まだまだ右も左も分かりませんが、少しずつ用語が理解できるようになったり、上司から「ショットかけといて」と頼まれる場面が増えてきたため日々成長を感じながら仕事に取り組めています。
金型の知識については会社から本を貸してもらったり、ネットで動画を見て実際に動いている様子を見たりして勉強しています。当社がつくるダイカスト金型は自動車のアルミ部品製造に使われることが多いためあまりなじみがありませんでしたが、案外身近なものが金型でつくられていることを知りました。最近調べた中で印象的だったのは、ペットボトルも金型でつくられているということ。入社してから金型自体への関心が高まり、今では「これも金型でつくられているかな」と気になったらすぐに調べるようになりました。

八州製作は明るい雰囲気で居心地がいい

社長が女性であることに安心感を覚えて入社しましたが、入社後もその安心感は変わらずにあります。休憩時や帰り際に「心配なことない?」などとよく話しかけてくださり、きめ細やかな気遣いにとても助けられています。直属の先輩や上司も「何かあったらすぐに聞いてね」と声をかけてくれたり、仕事の話はもちろん世間話もよくしてくださるため居心地がいいです。仕事をする上でやりがいも重要だと思いますが、結局一番大切なのはチームワークや人間関係だと考えています。明るい雰囲気のある八州製作だからこそ、周りとの関係を大切にして働いていけると感じています。
当面の目標は、金型について人に説明できるくらい知識をつけることです。0からのスタートのため、覚えなければいけない知識の量が多くて大変ではありますが、早く仕事を覚えて一人前へと成長していきたいです。
一日の流れ
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07:55
出社
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08:10
研修
先輩の作業を見学したり、簡単な作業をします。
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12:00
昼休憩
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12:45
午前の作業の続き
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15:00
休憩(15分)
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17:00
退勤
担当業務が残っていなければ帰宅します。
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休日
買い物に行ったり、掃除をして過ごしています。